患者様ご指定の診療所でも胃・大腸腫瘍の術後の外来診療が可能です。
従来国内の医療施設では、胃がん・大腸がんの手術とともに外来診療・検査なども当該施設で行っていました。
しかし、治療成績の進歩とともに再発する患者様の割合が徐々に減少傾向にあることも言われてきております。
一方、定期的外来通院には外来の待ち時間の長さが問題になってきております。
特に仕事をお持ちの患者様、病院からの距離が遠い患者様には定期的な外来通院が非常にきついと感じられておられる方もいらっしゃると思われます。
そこで近所の診療所の先生方に定期通院していただき、病院へは半年に一度程度いらっしゃるだけであれば患者様の負担が時間的にも金銭的にも減少すると考えこの計画書を作成しました。
そのようなことができるためには、
治療方針が現在の医学レベルで妥当なものであり、それを診療所の先生にも受け入れて頂けることが必須です。
そのために当院では文献より胃・大腸がんのステージ別に治療方針を明確にし、それをもとに診療、検査計画を立てました。
以下が診療所の先生と我々が共有する計画書(パス)です。
実際には病院と診療所に一人の患者様につき、1通ずつ保管いたします。
それをもとに診療所の先生が具体的な投薬、採血、画像検査、内視鏡検査を行います。
以下にこの計画書の特徴をあげると
1 手術後5年間の長期診療計画書です。
病院、診療所での共通の診療計画書です。ご自分の検査、治療の予定をわかりやすくご説明してあります。
患者様にこのシステムをご了承していただいた場合、診療計画書とともにこの治療計画を作成した文献集など一連のキットを診療所の先生にお送りし、共通の認識のもとに診療に当たります。
2 病院に受診していただくのは半年に1回です。
それ以外は診療所に受診していただきます。診療所は午後、夕方、土曜にも診療していることが多く患者様のご都合に合わせて検査、治療等が可能です。
3 CT検査は当院で行います。
診療所よりの予約で検査結果は当日お持ち帰りできます。
検査結果の判断のための外来受診回数が3回から2回に減ります。
その他ご希望で当院での内視鏡検査、他の診療所での内視鏡検査にも対応できます。
4 患者様の治療にやさしいシステムです。
自分の状況、希望に合わせられることは待ち時間の大幅な減少につながり、費用の節約につながります。
以上簡単ですが、胃・大腸がん長期連携パス(診療計画書)の説明をさせていただきました。
興味のあるかたは(先生、患者様)当院外科までご連絡ください。
|
|