循環器科は田中直秀外来診療部長、岩出和徳循環器部長のもとに、上記、計6名のスタッフで構成されています。
東京女子医科大学心臓血圧研究所の派遣施設として、心臓血管外科とともに患者さん中心の医療をこころがけています。特に一刻を争う重篤な心臓救急疾患に対応するため、当院救命センターにて循環器専門医が24時間体制で勤務し、緊急カテーテル検査及び冠動脈インターベンション治療等に即応出来るようにしています。外科治療の対象となる患者さんの診断・治療がスムースに行えるように、心臓血管外科との協力関係を緊密にしています。近隣医師会との診療連携を大切にして、月1回の循環器勉強会を継続しています。
今後更に連携を強化するために努力を続けて行くつもりです。
【循環器科の現況】
当科の年間外来患者数約1万3千人、入院患者数約1万1千人。虚血性心疾患を中心として、心不全、不整脈、弁膜症、心筋症、先天性心疾患、大動脈疾患、肺梗塞、閉塞性動脈硬化症、高血圧症など循環器疾患全般を対象としています。年間の急性心筋梗塞症、約70例、そのほぼ全例に緊急冠動脈造影検査(CAG)を行い、経皮的冠動脈(PTCA)もしくは冠動脈内血栓溶解療法(PTCR)を施行し良好な結果を得ています。年間の心臓カテーテル検査(冠動脈造影検査が主体)約700例。カテーテルインターベンション例数、約150例。人工ペースメーカ植え込み術、約35例。一般心臓検査として、年間2100例の心エコー検査、約2000例のホルター心電図検査、約200例のトレッドミル検査、約450例の心臓核医学検査もルーチンに行っています。
【診療方針】
常に最新の診断、治療法を患者さんに提供できるようスタッフ一同研鑚に励んでいます。
治療方針としては、患者さんおよび御家族とよく話し合って、患者さんの納得の行く治療を行うようにしています。
【将来の展望】
当科は救命救急センターの中核として救急心疾患のみならず、来院時心肺停止例(CPA)の蘇生治療も積極的に行っている。また横浜市救命指導医、神奈川県救命指導医として、救命救急士の活動に対する助言行為を行っている。将来は横浜市CCUネットワークの一員として活動すべく努力したい。今後、更に救命救急医療を推進するために、他科とも協力してより一層の努力をして行きたいと考えています。